ハワイ・キラウエア火山の溶岩が民家に到達

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火の女神・ペレ 火の女神・ペレ

日本でも報道されていますが、現地時間の28日、ハワイ島キラウエア火山からの溶岩流が到達し、火山から東側のパホア村で物置小屋を炎上、主要道路である130号線に迫っています。
6月27日に火口から流れ出した溶岩は9月下旬に一旦動きが止まったものの、再び北東に向かって進んでいたそうです。
ハワイ郡の安全対策当局によると、溶岩流は時速9メートルの速さで北東方向へ進み、この先にある民家40~50棟の集落に到達する見通しですが、ほとんどの住民は数日前から退去の用意を始め、すでに自主的に避難しているので、人的被害はない模様。

キラウエア火山は世界で最も活発な火山の一つで、1983年から断続的に溶岩流を噴出させています。90年代には、公園や道路を含め、約200軒の民家が溶岩流で破壊された被害がありました。キラウエア火山の噴火口・ハレマウマウ・クレーターには、ハワイ神話の<女神ペレ>が住むと信じられています。ハワイ神話の神々の中でも、最も有名で、最も恐れられてきたのが<女神ペレ>です。現在でもキラウエアなどの火山が噴火すると<女神ペレ>が怒っていると信じられています。しかし、ゆっくりと流れるという溶岩の性質上、今まで直接噴火により人が亡くなったことは一度もなく、それは<女神ペレ>が噴火の前の人の身となり、噴火を事前に人々に警告していたためといわれています。
ただ、人的な被害は無くても、人々の日常生活には支障が出るのは必至。これ以上、被害が大きくならないことを願っています。